毒親の治し方6選!今すぐできる子供との関わり方を徹底解説!

みなさんは「自分が毒親かもしれない…どうやって直せばいいか分からない 」といった悩みをもっていませんか?
子育てで問題にぶつかり、「自分は毒親かも」と自覚した際に、どうすれば良いか悩むこともあると思います。
ただ、毒親は正しい知識と対処法を知っていれば改善することが可能です。
そこで今回は、毒親を治す前に確認すべきことや具体的な毒親の治し方、子どもとの関わり方を解説します。
ぜひ最後までお読みいただき参考にしていただければ幸いです!
毒親を治す前に確認すべきこと
もし仮に自分が「毒親」と自覚しているのであれば、治す前に確認するべきことが3つあります。
それぞれ詳しく解説してきます。
1.自分が毒親かチェックする
まず自分が「毒親かも…」と思う節がある場合、まず最初にあなたが本当に毒親に該当するのかどうかをチェックしてみましょう。
例えば以下の通りです。
【チェック内容】
- 子どもに対して感情的に激しく怒鳴ることがある
- 子どもに対して、「暴力、暴言、物を投げる」などの攻撃的な行動をとることがある
- 子どもが「登校拒否・不登校、引きこもり、激しい反抗」などの行動をとっている
- 子育てを放棄(ネグレクト)している
- 自分自身の親が毒親で、子ども時代に辛い体験をした
- 上記のチェック内容に1つでも当てはまるものがある場合、毒親である可能性が高いです。
しかし、子育ての悩みから一時的に落ち込み、「自分も毒親かも」と勘違いしてしまう場合もありますが、あくまで「毒親」というのは、子どもに対して日常的に「問題行為」をし続けている場合です。
そのため、一時的な行動や言動がきっかけで、「自分は毒親だ」と悲観的になりすぎないことも大切です。
ただし、もしあなたが上記のポイントに多く当てはまる場合、お子さんのためにも改善していくことが必要です。
2.毒親が子供に与える影響を把握する
続いてはもし万が一あなたが毒親の場合、子供に与える影響を把握することも必要です。
例えば、以下の悪影響を及ぼす可能性があります。
- 家に一緒にいるだけでストレスがたまる
- 互いに攻撃的になり関係性が悪化する
- 子どもが「非行、不登校、引きこもり」などの行動を起こす
- 子どもの将来の行動に問題出る(結婚願望が希薄、健全な人間関係を築けない、仕事が長続きしないなど)
- 将来、自分自身が毒親になってしまう
- 親子とも精神が不安定になり精神疾患になる
- 人間関係に不安を持ったまま大人になってします。
以上の結果、進学、就職、経済的な自立、結婚、その他のさまざまな社会生活において誤った道に進みがちになってしまいます。
このように、お子さんのためにも、毒親を治していくことが大事です。
また、あなたが毒親という自覚がある場合、あなた自身にも強いストレスを抱えている場合があります。
そのため、まずは親であるあなた自身がストレスなく、安心して暮らしていけるように意識しましょう。
3.毒親の治し方を把握する
- 「毒親の自分が変われる気がしない」
- 「治したいと思って努力したが、変われなかった」
という方も多いと思います。
しかし、もし今までそれで変われなかったのであれば、それは「正しい治し方」を知らなかったことが原因として考えられます。
「正しい治し方」を知っていれば、改善していくことは可能です。
そして、あなたが変われば、お子さんを前向きに明るい人生を送ることができます。
ただし、あなたの状態によっては、専門家に頼る必要がある場合もあります。
具体的な治し方は以下の通りです。ぜひ参考にしてみてください。
毒親の治し方6選!
一般的な毒親の治し方は以下の通りです。
- 親子問題専門のカウンセラーに相談する
- 子どもをフリースクールに預けて距離を取る
- 自分の子供時代を冷静に振り返ってみる
- 自分の価値基準を見直してみる
- 可能なら自分の親に相談してみる
- 周りに人に相談し協力してもらう
それでは具体的に解説していきます
親子問題専門のカウンセラーに相談する
「自分の毒親を治したい」と思っても、自分で自分を変えるのは難しいものです。
しかし現状を変えられないまま、毒親特有の行動を続けてしまうと、以下の影響があります。
- 子どもの心が不安定な状態で育つ
- 子どもが人を信頼しなくなる
- 不登校・引きこもりや、精神疾患、失業などさまざまな社会的問題に繋がる
- 親であるあなたのストレスも溜まっていく
などの問題があります。
そのため、いち早く専門のカウンセラーに相談し、改善する具体的な方法を、指導してもらうことが大切です。
例えば「リベラルコーチング」と呼ばれる手法があります。
リベラルコーチングとは、子供たちの考えを受け入れて、彼らの心の中にある悩みや不安を見つけ、解決して子供たちが夢や目標を持って前向きに生活をしていくためのコミュニケーションスキルです。
リベラルコーチングを受けることで以下の効果があります。
- 親子の関わり方が改善する
- 子どもの引きこもりが改善される
- 親の考え方・意識が変わる
- 家族の会話が増える
- 勉強を頑張るようになる
基本的に親とカウンセリングするため、子どもへの負担はなく気軽に行うことができます。
子どもをフリースクールに預けて距離を取る
子どもを一時的にフリースクールに預けて距離を取ってみるのも効果的です。
フリースクールとは、問題行動が見られるお子さんや、親子関係に問題を抱える子どもが通うための施設です。
「全寮制、通学制、訪問サポート」などのサービスがあり、家庭の状態に応じて適切なサポートを受けることができます。
フリースクールにもよりますが、活用することで以下のメリットがあります。
- 温かいスタッフや同年代の仲間と共同生活を送ることで、情緒的に成長できる
- 全寮制のため生活全般を改善できる
- 心のケアをおこなってくれる
- スマホ・ゲーム依存を改善してくれる
- 自分のペースで通えるため社会に出る準備ができる
- 集団生活の中でコミュニケーション能力を身に付けることができる
- 子供が身の回りのことを自分で行い自立できる
- 親に対する面談など親向けのサポートもある
フリースクールを利用することで、お子さんは明るい性格を取り戻し、将来のために前向きに行動できるようになります。
自分の子供時代を冷静に振り返ってみる
前述のカウンセラーやフリースクールを活用することも良いですが、自分で自分と向き合うことも大切です。
例えば、まずはあなた自身の子ども時代を、冷静に振り返ってみるのも良いでしょう。
具体的には以下の内容を書き出して整理してみましょう!
- 子ども時代、嫌いだったことは何か?
- 親とはどんな関係だったか?
- どんな子育てを受けていたか?
- 親から押し付けられた考え方、価値観はどんなものだったか?
- 親にしてほしかったことは何か?
これらを振り返り、今もその気持ちを引きずっていないか冷静に考えてみましょう。
もし満たされない思いがあれば、それが毒親になる原因になっている可能性が高いです。
自分の価値基準を見直してみる
前述を参考に自分が持っている「親から受けた教育」をベースに、さらにそれを具体化していきましょう。
たとえば、
- 「子どもを甘やかすのはだめだ!」
- 「甘やかすと自立できないまま大人になってしまう。」
- 「自分も厳しく育てられたから、厳しく育てるべきだ!」
- 「将来のためにも、子どものうちから厳しくしつけないといけない」
などです。
これは一例に過ぎませんが、「こうじゃないといけない」という強い価値観は今すぐ捨てましょう。
自分と向き合い、価値観を棚卸しすることで、正しいかどうかも分からない「親の考えに支配されていた自分」に気づき、自由に、楽に考えられるようになります。
可能なら自分の親に相談してみる
毒親の治し方として、可能なら自分の親に相談してみることもおすすめします。
大人になって毒親になってしまった人は、子ども時代の不満を親にも打ち明けられないまま大人になったケースが多いです。
その結果、「認められたい」「受け入れられたい」という気持ちが大きくなり、自分も毒親になってしまうのです。
そのため、その昔から抱えてきた不満を、親に対して吐き出すことであなた自身が楽になれる場合があります。
親の反応は気にせず、本音を打ち明けることであなた自身が変われることもあります。
しかし、繰り返しになりますが、毒親の親も毒親であることが多くため以下のリスクはあります。
- 親との関係が悪化してしまう
- 強く非難されたり、傷つけられる
ですので、親と話すのは、可能な範囲で行うようにしましょう。
周りの人に相談し協力してもらう
あなたが今抱えている不満や悩み、本音を信頼のおける人に打ち明け、相談し、子育てに協力してもらうことも効果的です。
「たとえ信頼していている人でも相談するなんてできない…」と、思われるかもしれませんが、あなたの身近な人は、あなたが思っている以上に親切で、あなたのために協力してくれる可能性があります。
そのため、「周りの人に相談する」「本音を話す」ということを積み重ねることで、次第に親密な人間関係を作れるようになり、その結果、あなたも変わることができます。
また、子育てで抱えている問題も、周りの人に協力してもらうことで解決できる場合もあります。
なのでまずは、身近な信頼できそうな人に、少しずつ話すことから実践してみましょう!
毒親を治したい方におすすめの子供との関わり方
最後に毒親を治したい方におすすめの子供との関わり方について解説していきます。
具体的な関わり方は以下の通りです。
- 適度な距離を保ち「過干渉」しない
- ありのままの子どもを認めてあげる
- 子供の行動や言動を認めた上でしつけをする
- 親自身の心を安定させる
- 子どものことを頭ごなしに否定しない
- 厳しくしすぎない、怖がらせない
- 子どもの悩みや不安を軽く流さない
それでは具体的に解説していきます
適度な距離を保ち「過干渉」しない
子どもとのコミュニケーションは、適度な距離を保って過干渉しないことが大切です。
具体的には、下記の関わり方は避けるべきです。
- やることなすことにケチばかりつける
- 褒めるよりダメ出しが多い
- 子どもが頑張っても、もっと頑張らせようとする
- 厳しいルール、規則を強いる
このような過干渉を続けると、子どもからすれば「何が正しいが分からない」「何をしても褒められない」と感じ、親の顔色をうかがって行動するようになってしまいます。
その結果、親のことが嫌いになったり、無視されてしまうようになってしまいます。
過干渉の原因として以下の内容が挙げられます。
- 子どもと距離を取ることができない
- 子どものことが心配でたまらない
そのため、具体的な日々のかかわり方を見直すだけでなく、前述で説明したようにあなた自身が変わっていくことも大事です。
ありのままの子どもを認めてあげる
毒親を改善するためには、子どものありのままを認めてあげることが大切です。
具体的には以下の関わり方を意識しましょう。
- 結果ではなく、頑張ったことをほめてあげる
- 行動そのものより、その行動にどういう姿勢で取り組んだかをみてあげる
- 勝ち負けや成績、他の子どもとの優劣などを強く指摘して非難しない
ありのままを認めてあげることで、お子さんの存在そのものを、「ちゃんと見てるよ」とメッセージを伝えることができます。
行動や結果の一つ一つに、大人が評価する必要はありません。
「ちゃんと見てあげている」「存在を大事にしている」ということを伝えることの方が子供にとって幸せなことなのです。
子供の行動や言動を認めた上でしつけをする
続いては、子どものありのままを認めてあげた上で、しつけをするということを意識しましょう。
「しつけをする」ということは、お子さんが将来的に会生活を送っていく上でとても大切なことです。
そのため、「自分は毒親的だから…」と、 子どものことを放置してしまうと、子どもが大人になってから社会生活を送る際に困ってしまいます。
ただし、「しつけ」をする上でもコミュニケーションの取り方が重要ですので、以下の注意点を意識して行いましょう。
- なぜダメなのかを具体的に教えてあげる
- 失敗しても罰、ペナルティを与えない
- 一方的に理不尽に怒鳴りつけない
親御さんからすると、誤った子どもの行動に対して、つい感情的に怒ってしまうこともあると思います。
しかし、感情的に怒られても子どもは意味を理解できないため、「親は理不尽に怒るもの」と思いこ込んでしまい、反抗の原因になることもあります。
そのため、しつけは、まずは信頼関係を築いた上で、具体的に指摘しながら教えることが大切です。
親自身の心を安定させる
毒親になってしまう人は、子ども時代の親子関係に問題がある場合が多く、 大人になっても「満たされたい」「不安が強い」 という特徴を持っています。
このような不安があるために、
- 過干渉に陥る
- 子供に対して厳しくなる
- 言うことを聞かない時に感情的になる
- 子どものわがままを受け入れることができない
といった毒親になってしまいます。
そのため、毒親を治すためには、まずはあなた自身が心を安定させることが重要です。
心を安定させ余裕が持てるようになれば、子育ての問題も自分で冷静に対処することができるようになり、関わり方も余裕を持ったものに変えていくことができます。
子どものことを頭ごなしに否定しない
毒親の代表的な特徴は以下の通りです。
- 忙しい時に、子どものことを無視する
- 子供の人格否定を行う
- 「あれもダメ、これもダメ」と、行動や言動を否定することが多い
これらのコミュニケーションを日常的にとると、子どもからすれば、「自分は親にとって大切な存在じゃないんだ」と思い込んでしまいます。
その結果、親の言うことを聞かなくなったり、攻撃的な行動をとるようになります。
また、大人になった時に、子ども自身もまた毒親になってしまう危険性が高いです。
そのため、子どもに対して頭ごなしに否定するのでなく、ちゃんと大事にしてあげることが大切です。
厳しくしすぎない、怖がらせない
「厳しくしすぎる、子どもを怖がらせる」という行動も改善が必要です。
具体的には、
- 子供に自信を失わせる言動、行動
- 暴言や暴力、物を投げるなどの攻撃的な行動
- 家庭のルールが厳しすぎる
子供の意思を尊重せず、親の言うことに厳しく従わせようとする
以上のコミュニケーションの取り方は子どもに悪影響を与えます。
子どもとの関わり方が高圧的である場合、子どもは、「親は自分を不安にさせる存在」「怖い存在」と感じるようになります。
その結果、親と一緒にいても安心感を得ることができず、人間関係全般が苦手になったり、神経質で不安を感じやすい性格になってしまいます。
親からすれば普通の関わり方でも、子どもにとっては、「厳しい」「怖い」と感じている場合があります。
そのため、厳しくしすぎず、お子さんの反応を見ながら、コミュニケーションを図っていくことが大切です。
子どもの悩みや不安を軽く流さない
毒親の人は、子どもの悩みや不安を、軽く扱ってしまうことが多いです。
例えば以下の通りです。
- 悩みや弱音を、「そなの大した悩みじゃない」「気にするな」と切り捨てる
- 「自分の時代の方が大変だった」と比較して流す
- 適当に聞き流す
このような関わり方では、子どもは「自分の気持ちを尊重してくれない」と感じてしまいます。
子どもが悩みや不安、弱音を話してきた場合、まずは、「この子は今悩んでいるんだ」とその気持ちをしっかり受け止めてあげることが大切です。
その上で、具体的に悩みの内容を聞いてあげれば、子どもは安心し、元気になってくれる場合もあります。
まとめ
今回は、毒親を治す前に確認すべきことや具体的な毒親の治し方、子どもとの関わり方を解説してきました。
イギリスの精神分析家・小児科医のドナルド・ウィニコットの言葉に「ほどよい母親」というものがあります。
ウィニコットは、完璧な母親による完璧な育児ではなく、「ほどよい母親」による、「ほどよい育児」が大切であると主張しています。
気負わずにまずは「完璧な親」ではなく、子どもにとって「ほどよい親」を目指してみてはいかがでしょうか!