家庭内でモラハラを行う親の特徴とは?子供に与える影響や対処方法を解説!

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モラハラ(モラルハラスメント)とは

モラルハラスメント(仏: harcèlement moral)とは、モラル(良識とされる道徳や倫理)によって行われるハラスメント(嫌がらせ)。俗語としてモラハラと略すこともある。 定義が曖昧な概念であるとして他のハラスメントとの弁別が明確にされていない。

引用元:モラルハラスメント – Wikipedia

 

また、DV防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律)では、「配偶者からの暴力」を、次のように定義しています。

 

定義「配偶者からの暴力」

 

「配偶者」には、婚姻の届出をしていないいわゆる「事実婚」を含みます。男性、女性の別を問いません。また、離婚後(事実上離婚したと同様の事情に入ることを含みます。)も引き続き暴力を受ける場合を含みます。

 

「暴力」は、身体に対する暴力又はこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす言動を指します。なお、保護命令に関する規定については、身体に対する暴力又は生命等に対する脅迫のみを対象としているほか、身体に対する暴力のみを対象としている規定もあります。

 

生活の本拠を共にする交際相手(婚姻関係における共同生活を営んでいない者を除きます。)からの暴力について、この法律を準用することとされています。また、生活の本拠を共にする交際をする関係を解消した後も引き続き暴力を受ける場合を含みます。

 

引用元:https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/law/index2.html

 

具体的には、以下のような行動が挙げられます。

  • 大きな声で怒鳴る
  • 人格を否定する
  • 実家や友人との付き合いを制限する
  • 仕事や外出を制限する
  • 知り合いの前でバカにしたりうそをついたりして貶める
  • 生活費を渡さずに経済的に苦しめる
  • 大切なものを壊したり捨てたりする
  • 存在自体を無視する

 

モラハラ(モラルハラスメント)をする親の特徴

モラハラ(モラルハラスメント)をする親には以下の特徴があります。

  • 自己中心的でありパートナーや子供の視点を考慮せず否定的
  • 常に自分が正しくパートナーや子供は間違っていると思い込んでいる
  • パートナーや子供は正しい自分に従うべきだと思う。
  • 自分の失敗や不幸はパートナーや子供に原因があると思っている
  • 小さなミスも見逃さずオーバーに責め続けてパートナーや子供を屈服させる
  • 外面は良い

日々のストレスから家庭内でパートナーや子供を傷つけるようなことを言ってしまうのが特徴です。

 

通常であれば、相手が傷ついていれば、「言い過ぎてしまった…」と反省し、次は気をつけようとしますが、モラハラをするような人は、人を支配することで満足する傾向があります。

 

結果的に反省をすることもなく、同じことを繰り返します。

 

モラハラ(モラルハラスメント)が子供に与える影響

親のモラハラ(モラルハラスメント)を見て育った子どもにはさまざまな影響が出てきます。

 

例えば以下の通りです。

 

1.将来モラハラ(モラルハラスメント)をする大人に育つ

子どもは自分の家庭以外の夫婦関係を知りません。

 

そのためモラハラ(モラルハラスメント)している親を見ていると、それが当たり前なことだと認識してしまい、自分が将来結婚したときにモラハラ(モラルハラスメント)のを行うおそれがあります。

 

モラハラ(モラルハラスメント)の連鎖を防ぐためにも、モラハラ(モラルハラスメント)加害者からはできるだけ早く離れることが重要です。

 

2.良好な人間関係が築けなくなる

良くも悪くも、子どもは親のことをよく見ています。

 

暴言を吐いている親を見て「人に対して暴言を吐いても良いんだ」と思いこんでしまい、良好な人間関係を築けなくなる可能性があります。

 

3.精神面に影響を与えてしまう

モラハラ(モラルハラスメント)が当たり前になっている家庭環境は改めるべきです。

 

暴言を聞いて不快な気分になったり、自宅にいても安心できず、精神面で問題を抱える可能性があります。

 

モラハラ(モラルハラスメント)で傷つけられる父親(あるいは母親)を見てトラウマとなり、精神的に不安定になる場合もあります。

 

結果的にPTSDにつながったり、非行に走る原因にもなりえます。

 

具体的には以下の症状が出ることもあり、被害が深刻になる場合もあります。

  • うつ病
  • 適応障害
  • 睡眠障害
  • 頭痛、腹痛
  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
  • 過呼吸
  • 動悸・息切れ

 

モラハラ(モラルハラスメント)を受けた時に取るべき行動

実際にモラハラ(モラルハラスメント)の被害を受けている人は、自信を失い、「自分が悪い」「相手も変わってくれるはず」と思い込んでしまい、モラハラ(モラルハラスメント)の被害に遭っていること自体に気づかないことも多くあります。

 

ですが、何らかのきっかけで「もしかしてこれってモラハラ(モラルハラスメント)なのでは?」と気づきたときには以下の行動をとりましょう。

  • モラハラ(モラルハラスメント)の実態を録音する
  • モラハラ(モラルハラスメント)のメールやSNS、LINEのスクリーンショットをとる
  • モラハラ(モラルハラスメント)の記録として日記をつけておく
  • 証拠を集めて別居する
  • 支援窓口、医師・カウンセラー、弁護士などに相談する

モラハラ(モラルハラスメント)をするようなパートナーを変えようとすることはもう諦めましょう。そもそもある程度年齢を重ねた人間の人格や思想を変えることは困難です。

 

モラハラ(モラルハラスメント)の被害に受けていると気づいたら、そのままの状態に甘んじることなく、自分の人生のために、解決に向けた行動をとるようにしましょう!

 

例えば以下のような窓口も存在します。

女性センター一覧(内閣府男女共同参画局)

配偶者暴力相談支援センターの機能を果たす施設一覧(全国)(内閣府男女共同参画局)

婦人相談所一覧(厚生労働省)

 

相談を希望する方は、事前に電話連絡をしておきましょう。

 

モラハラ(モラルハラスメント)により心身に影響が出ている場合には、心療内科を受診したり、カウンセラーに相談したりして、症状の改善に努めましょう。

 

モラハラ(モラルハラスメント)についての法的な対処法について知りたい場合には、モラハラ(モラルハラスメント)を専門的に行なっている弁護士に相談するのも一つです。

 

「自分が我慢すればいい」とは思わず、辛いと感じたら早めに対策を取るようにしましょう。

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